地元の奥深く、陸地峠のふもとに佇む「黒沢地蔵尊(通称:黒沢願王庵)」は、交通安全、安産、進学、病気祈願など多岐にわたる祈りがここで叶うとして親しまれています。牛馬の地蔵としても知られ、その歴史は弘法大師空海の全国巡礼にまで遡ります。
延命地蔵と恩日の祈り
本尊である「黒沢願王庵延命地蔵」は、弘法大師が彫刻した像で、毎年1月と8月の24日になると、恩日として御開帳が行われます。この日にはご接待が行われ、もち投げも行われ、地元の賑やかなイベントとなっています。牛馬の守本尊から現在は様々な祈りに応える存在へと広がった歴史が感じられます。
弘法大師の足跡
黒沢地蔵尊は、弘法大師空海が巡礼の途中で立ち寄った地として伝えられており、その足跡を今に伝える名刹となっています。安産祈願や学業成就、交通安全など、幅広い祈りが叶う場として多くの人に親しまれています。
本尊とご開帳の儀式
本尊である「大通智勝仏」を安置した本堂は、毎年1月24日と8月24日に特別な日となります。開帳の日には地域の人々による「おせったい」が行われ、参拝客で賑わいます。黒沢地蔵尊(くろぞうじぞうそん)として親しまれ、その祈りの場としての特別な雰囲気が感じられます。
観光スポットとしての魅力
佐伯四国八十八ヶ所霊場の第55番札所に位置する黒沢地蔵尊は、四季折々の美しい自然に囲まれています。初心者でも気軽に参拝できるこの場所で、心静かに祈りを捧げ、歴史や伝説に触れてみませんか。
レビュー
1
直川の有名ご利益スポット
直川の神社仏閣といえば、正定寺と黒沢地蔵尊!ご利益ありそう。昔はおせったいとかよく行きました。
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